以前にも書きましたが、ありがたいことにCDのことも含めて、
聞いて下さる方が多くなって来ましたので、
改めて書かせていただくことにしました♪
去年の秋に、あまりにも突然に兄を亡くしました。
兄は、宮城やら福島やらと、長い間単身赴任で東北へ行っていました。
小さい頃からずっと、そしてサラリーマンの傍らずーっと音楽をやっていたのですが、
唯一の大きな支え、生きがいの一つがその音楽でした。
遺品の中は、その「日付」が、間際まで作っていた曲たちばかりでした。
亡くなる前日に来ていたメールも音楽のことでした。
そんな兄の生きた証を形にして残してあげたい!
母がそう強く思い、CDを作ってライブをし 一人でも多くの人に聞いてもらおう…
そして、被災地へ物資を運び続けた兄の遺志でもある被災地へ
少しでもその売上げで何か出来れば・・・
そう思い立ちこのライブプロジェクトが動き始めました。
そして今回、多くの方々に賛同していただき、多大なるお力添えをいただきながら、
CDを完成させ、ライブまで実現することができました。
楽しいことを企画し、皆を巻き込んで、
周りの人を笑顔にすることが何よりも大好きな兄でしたので、
今回のライブもそんなライブが実現できていたなら、
こんなに嬉しいことはありません。
★CD紹介★
Takazo氏は幼少より音楽好きで、のど自慢大会で優勝したり
YouTubuにあげた自分の曲の再生回数が上がる度に、無邪気に喜んでいました。
そんなTakazo氏が亡くなった後に、家族が開いた彼のパソコンの中には、
音楽を追い求める夢や希望が満ち溢れていました。
完成された曲や未完成の曲もありましたが、その中に確かにTakazo氏は生きていたのです。
家族は溢れ出す涙を止める事ができませんでした。
その時、突然の息子の死を受け止めきれず光を失っていた両親の一言、
「ここに生きている息子の音楽、証を、何とか形にできないか!」と。
その思いを現実化するため、妹である石野ゆうこが、賛同し協力して下さった多くの仲間達のサポートを受け、
このCDを完成させ、そしてライブの実現にまで至ったのです。
これはTakazo氏の夢でもあったのです。
東日本大震災の時、Takazo氏は仙台で単身赴任をしており、CDの4曲目
「きっと未来へ~東北発未来行~」は、被災地の皆様の為に彼が作詞、作曲した曲であり、
その遺志によりCD売上の一部は被災地の皆様の為にお届けしたいと思います。
おもいあう心の輪で創りあげられた、この一枚のCD売上のご協力を
一人一人の皆様にお願いできればと思います。
♪1♪曲目 桜咲く坂道
(歌石野ゆうこ/ 作詞石野ゆうこ、ナオ・イヌイ/作曲ナオ・イヌイ
協力者ナオ・イヌイが手がけていた曲に、今回石野ゆうこが詩をつけて完成した曲。
石野談:兄へ、そして大切な人たちへ送る曲です。
311後すぐに、兄は家族全員を被災地へ連れて行きました。
今、いま見ておかなければだめだ!と。
兄の取引先の建物もみるも無残になっていました。
PVはそんな兄の足跡、被災地を巡るものになっています。
私自身も大病をしましたが、いつどんな形で自分が、大切な人がいなくなるかなんてわからない、
だからこそ少しでも、人に対しても自分に対しても後悔のないような日々を送りたい、そう思っています。
♪2♪ 誰のため
(歌Takazo/ 作詞曲編曲Takazo
Takazoがいなくなる前日まで手がけていた最後の未完成の曲を、
妹の石野ゆうこが空白になっていた一部分の詩を埋め、
そしてその一部も歌唱している最初で最後のコラボその曲。
♪3♪幸せの鐘(歌石野ゆうこ作詞曲編曲Takazo
テロをきっかけに思いやりを持って生きる事を願った曲。
♪4♪きっと未来へ~東北発未来行
(歌石野ゆう子&愉快な仲間たち/ Takazo作詞曲編曲
上記に記載。家族や支えてくれた仲間達が共に歌います。
♪5♪ひきもどせ
(歌Takazo /作詞曲編曲Takazo
Takazoがパソコンの中に打ち込んでいた曲を、沢山の仲間達の協力で、
それぞれのプレイヤーに完コピーしてもらい、音を厚くクリアにし再現させた曲
♪6♪Fou you (歌/作詞曲石野ゆうこ
人は沢山の人と出会い、時には傷ついたりするけれど、その傷はやはり人によって癒される。
石野ゆうこのオリジナル。
re・Ako
桜咲く坂道♪ 映像と共にどうそ http://youtu.be/tP8NpmgvsG0